日本泳法
日本泳法とは
日本泳法というのは、明治以前の日本、特に武家や忍者が使用していた旧来の泳法です。
現在では、速さよりもその型に重点を置いて伝承されています。
その技術は同じ水泳競技のシンクロナイズドスイミングに通ずるところがあります。
現に、日本のシンクロ競技者には日本泳法経験者が多数います。
流派
現在、日本泳法には日本水泳連盟公認の流派が全国に12存在します。
そのうち葉山部門が継承しているのは水戸那珂川発祥の水府流水術です。
水府流水術の泳ぎの特徴は足による力強い進み・伸びです。
部内泳法試験
葉山では部内の基準により1級から7級までの級が設けられていて、
その昇級試験である部内泳法試験を年3回行っています。
未経験者は『級なし』から初め、最初の泳法試験で6級ないしは7級になります。
試験で昇格し3級になると『黒線』と呼ばれ、後述する日本泳法大会への参加資格を得ます。
また、1級になると次回の泳法試験より卒業試験を受験し、それに合格すると卒業し、師範となります。
大会
我々葉山部門は、例年以下の大会に参加しています。
- 日本泳法大会
- 日本水泳連盟主催。
8月下旬、12流派のいずれかに縁のある場所にて開催。
日本泳法の全国大会で、全国各地より様々な流派の泳者が技の美しさを競います。
葉山部門からは、前述の部内泳法試験において3級以上に所属する者が、水戸での合宿を経て参加します。
参加する種目は、泳ぎの美しさを競う『泳法競技(個人)』、あおり足での速さを競う『横体競泳』、
重りを持った状態での立ち泳ぎの長さを競う『支重』の3つです。
このうち、泳法競技(個人)は、部の第一目標の一つとなっています。
- 東京都水泳協会 日本泳法競技会
- 東京都水泳協会主催。11月、東京辰巳国際水泳競技場にて開催。
大学生のみ、横体競泳と団体泳法に参加します。
団体泳法は、3人一組のチーム戦で、トーナメント形式で競われます。
- 日本泳法研究会
- 日本水泳連盟主催。3月、12流派のいずれかに縁のある場所にて開催。
これは試合ではありませんが、毎年1流派の歴史、泳ぎ方などに関する研究発表と泳ぎの実演・指導が行われます。
例年部からは数名の代表が参加します。
- 早慶対抗水上競技大会
- 日本水泳連盟、慶應義塾體育會水泳部、早稲田大学水泳部主催。
5月、東京辰巳国際水泳競技場にて開催。
水泳部の早慶戦です。早大水泳部に葉山部門にあたる部門が存在しないため、
葉山部門では例年日本泳法のエキシビジョンを行っています。